エンジニアの友人が転職活動を始めたので詳しくその流れを聞いてみた

公開日: : 最終更新日:2017/06/08 転職体験

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転職エージェントに登録すると、具体的にはどんな流れで仕事を紹介してもらえるのか、気になるところだと思います。
最近、僕の友人が転職活動をしているということなので、実際にどんな感じなのか詳しく記事にしてもらいました。
今回彼が紹介してくれたのは、『リクルートエージェント』です。
『おすすめの転職サイト一覧!これから転職・就職するならコレで決まり』でもちょっと触れていますが、【今すぐ転職したい人向け】の転職サイトです。

ここから先は本人が書いてくれたものをそのまま記載します。

登録完了までの流れ

■システム概要
リクルートエージェントでは利用者1名に対して、CA(キャリアアドバイザー)が1名就き、
主に、求人のご紹介、面接日程調整などを行います。
CAは各企業担当の営業窓口となるRA(リクルーティングアドバイザー)に問合わせをして、
利用者の職務経歴書、パーソナルシート、推薦状を提出し書類選考へ推薦をしてくれます。
サービス利用料は無料。また、面接力向上セミナーの参加料金も無料です。
基本契約期間を3ヶ月と定めています。転職活動がうまくいかず延長することも可能。  
活動停止は、担当のCAへ連絡することで即日解除ができます。

■パソコンサイトからの登録
一般的な登録サイトと同様に、基本情報を入力します。青色ベースの画面構成で整理され、
特に大きなストレスもなく入力することができました。
・特徴 「求人志向チェック」
システムの登録完了後、すぐに17求人が表示されます。この17件の各求人情報に対して、「◯(とても興味がある)、△(検討 してもよい)、X(興味なし)」のいずれかを選択することでその情報がエージェントにメールで通知される仕組みです。
ユーザーの志向をもとに、どのような求人を提案するかエージェントが検討するそうです。

■スマートフォンからの登録
上述した登録サイトと同様に基本情報を入力します。
スマートフォン特有の入力形式にも対応しており、非常に使いやすかったです。

特徴1 「求人志向チェック」
PCサイトと同様です。

特徴2「0秒スカウトメール」
会員登録が完了後、チャット画面がポップアップされ、自動的にリクルートエージェントとの面談日程調整が行われます。
チャット画面がポップアップされる条件は不明です。
試しに、適当な年収、条件で登録しましたがチャット画面は表示されませんでした。
私はこの機能を使用して、会社で面談を行う日程調整確定まで「2分」で完了しました。
これまでに何度か転職サイトを利用してきましたがこの機能はすごいと思います。

システム登録と同時に専用マイページの案内とスマートフォンアプリの案内が来ます。
その後、メールでアンケートや事前に準備するものなどの連絡がありました。

当日の配布物一覧

大手転職サイトとしては、配布物としては妥当な量だったと思います。
細かい話ですが、お茶とお水もサービスとしてペットボトル1本ずつ配布されました。

1.転職支援サービスのご案内
A4サイズの見開きのパンフレットです。一般的な転職の流れとして、「転職相談、求人紹介、応募、書類審査、面接、内定、対象交渉、入社」までの転職活動の一通りの流れについて説明してあります。また、転職をはじめるに当たって、今後お願いしたいこととして、「キャリアシート・職務経歴書の作成・提示、応募企業の選定・ご連絡、次回打合せ、携帯メールアドレスのご連絡」に関する説明がしてあります。

2.面接力向上セミナーのご案内
リクルートエージェントでは、面接通過力を高めるために、「面接力向上セミナー」をご案内しています。もちろん、これは無料で毎日行われています。転職活動といえど、これまでのキャリアだけではなく、当日の印象も内定までのおおきなポイントですから、緊張しがちな面接の場でも「企業が採用したいと思う内容を話せるようになる」面接力をつけるセミナーとなっています。

3.リクルートエージェント 面接力向上セミナー日程表
面接力向上セミナーの日程表です。5月、6月の「東京、横浜、さいたま」3拠点で実施しています。東京拠点は、ほぼ毎日行われており、平日は定時後、土日休日は日中に行われていますのでサラリーマンも参加しやすい点がメリットとなっています。

4.転職活動ハンドブック
手帳サイズのハンドブックです。例えば、キャリアシートを作成するにあたって、英語能力はどの程度申告すればいいのか悩んだときに、「語学早見表」にしたがって申告することができます。キャリアシートの作成例も載っていますのでこれをみながら書類を作成することができます。

5.求人票
見ていただきたいのは「求人要項」の部分です。企業がどのような人材を求めているのか、具体的に説明されています。私が必ず確認するのは、「必要な能力・経験」の【必須】欄です。私のもらった求人では、サーバ/ネットワーク/ストレージ、何れかの設計/運用/構築経験と書いていますので割りと枠としては広めです。
場合によっては、
 ・C#での開発経験が2年以上あること
 ・顧客企業として金融分野でのシステム提案経験があること
などの条件が付いていることもあります。
また、【何れかの指向性をお持ちの方】と書かれている部分は採用企業が求めている人材ですので面接や職務経歴書でアピールすべきポイントとなります。

6.職務経歴書サンプル
技術者として、プログラミング言語の経験をどの程度かけばいいか悩むと思いますが、どこにどのように書けばわかりやすくアピールできるか細かくアドバイスが書いてあり、とても参考になります。

7.転職支援サービス「リクルートエージェント」のご利用に関する注意事項確認書
エージェントと個人情報を結ぶ際に署名します。

当日の面談の内容は?

面談では、意欲的な説明をなされていて非常に好感を抱きました。
大手の転職サイトですので、会社全体のルールやパンフレットの品質が高いので進め方がマニュアル通り進められていた印象を抱きました。
恐らく別の担当者であってもサービスレベルが遜色なく説明を受けていたのだと思います。
説明量としては少な目です。「さくっと説明するから分からないければ質問してね。」というスタンスでしたので「手取り足取り教えて下さい」というタイプの人間には向かないです。
以下、説明していただいた項目ごとにまとめています。

1.一般的な転職の流れについて
一般的な転職の流れとして、「情報収集、エントリー、書類選考、面接(数回)、内定、退職交渉」があることを説明してもらいました。特に、転職活動では新卒とは異なり、ある程度キャリアを積んだものがエントリーするため、これまでのキャリアを説明する必要があります。

2.リクルートエージェントのシステムの紹介
リクルートエージェントシステムでは、マイページと呼ばれるサイトで転職活動の進捗管理を行います。マイページでは、エントリーした企業や求人票が表示され、その都度、エージェントに進捗報告(面接が通過した、面接でお見送りとなったなど)を行い、それをエージェントがマイページに入力することで情報が更新されます。

3.CAとRAの違いについて
CAが応募者1名に対して、必ず1名着任するのに対して、RAは企業1社に対して必ず1名着任しています。よって、企業に関して直接聞くのははばかられるような質問でもCAを介してRAが企業に問い合わせてくれることで企業の情報収集を行うことができます。

4.面接力セミナーについて
転職活動では新卒とは異なり、社会人としてのスキルも審査の対象となります。そのため、勢いや思いだけでなく社会人としてどのように振る舞うべきかポイントを教えてくれます。また、採用企業によって異なる「企業が採用したいと思わせるような回答」のポイントについても教えてくれます。

5.職務経歴書とパーソナルシートの書き方について
職務経歴書とパーソナルシートについて書き方の説明を受けました。私はエンジニアなので、職務経歴書には経験したプログラミング言語を箇条書きで記載すること、自分が些細だと思っても記載すること。また、社会人歴4年目では大学院での研究内容も書いておくとアピールに繋がるなどのアドバイスを受けました。

6.転職活動での一般的な活動期間について
転職活動では、スピーディーに活動が進むため、早い人で2ヶ月(情報収集1ヶ月、採用期間1ヶ月)、遅い人でも3ヶ月という説明を受けました。効果的な活動は、事前に入念に情報収集をして、気持ち多めにエントリーを行う。エントリーを一括で行うことで、交渉のとき比較しやすいなどのアドバイスをいただきました。

7.書類選考、一次面接での通過率について
書類選考では、通過率35%。一次面接では、通過率40%との説明を受けました。書類先行で通過率が低いのは選考水準が高いわけではなく、採用企業側の欲しい人材が決まっているため、書類に書かれたキーワード(エンジニアでいえば、プログラミング言語など)に引っかからないとお見送りとなってしまうと説明を受けました。

8.具体的な求人の紹介
具体的に求人票をもとに説明を受けました。ポイントとして、採用企業の必須スキルを確認すること。(ここがマッチング取れていないと書類選考が通過しない。)また、給与レンジでは上限が30代後半から40代。下限が20代後半の参考給与であるそうです。

9.職務経歴書に対するアドバイス
職務経歴書では、キャリア形成においてメインとなるプロジェクトを中心に記述すること。特に、「何のためのプロジェクト」なのか、「開発環境」では、具体的なマシン名やツール名を記述するような説明がありました。

エージェントからも質問される!

先方も企業に推薦をする以上、私を審査する視線で質問をされていたのだと思います。
技術的な専門用語が多く、私自身の市場価値を見定められているのだというある種の緊張感も抱きました。
実際の転職面接で聞かれるような質問や回答に対する踏み込んだ質問を受けました。
例えば、「**業界に興味がある」と回答すれば、「御社のXX部門(関連会社)であれば、それは実現できそうな気がするけどなぜそこに部署異動しなかったの?」等
具体的に聞かれた質問内容がこちらです。

1.これまでの職務経歴(3分前後で)
まずは、私自身が携わっているシステムの概要を説明しました。その上で、自身がどのような役割であったか、技術面でどのような関わりを行っていたかを説明しました。特に、技術面で成長できたプロジェクトがあれば、その説明(どのような点が困難だったか、その困難な面に対して、どのように取り組んだのか)をしました。

2.転職を考えた理由、きっかけ
私の場合は、「エンジニアとしての専門性が高められる機会が減っており、市場価値がこれ以上高められる可能性が低い」という面において、そのように思ったきっかけとなるプロジェクトとして、レガシーシステムの保守業務の比率が増えている経験を説明しました。また、そのような想いを抱いただけで何も改善活動をしなかったと思われるとマイナスイメージを抱かれるため、「その改善案をどのように取り組んだのか」、「上司や同じ部署内とどのような提案・調整を行ったのか」について、自動テストの構築経験や保守業務の業務改善、アウトソーシング化の提案事例について掘り下げて説明しました。さらに、他の部署やグループ企業でそれが実現できなかった理由として、他部署、グループ企業を含めた組織全体にそういった雰囲気があり、現在の会社では実現が難しい旨を説明しました。

3.今日の来社理由(求人の斡旋?自身のキャリアの棚卸し?)
これは事前アンケートで説明を受けたい事項を回答していましたので、「今後のキャリアの方向性に対するアドバイス」をメインに説明を受けました。例えば、私はサービス企業の自社システムを希望していましたが、私の希望や転職を考えた理由、きっかけを踏まえて、「大学院での研究経験を活かして、メーカーの研究開発や飲食・物流業界でのAIエンジンの開発職」を提案してもらいました。特に、飲食・物流業界では、需要と供給のバランスを踏まえた、生産計画の最適化は企業の大きな命題であるため、その市場価値を高めることが私の目標とも合致するとのアドバイスを受けました。

4.希望条件や希望業界について
特に年収について自分の希望を伝えました。前職での年収を伝え、それを下回ることは嫌であり、下げないためにはどのような業界にエントリーすべきか。また、転職の希望条件と年収のどちらを選ぶべきか迷った際に、どちらを選択すべきか質問を受けたため、年収を優先することを伝えました。

求人数とその傾向

30~40の求人票をもらいました。個人的には、少し多めなのかなと思いました。
先述した質問回答の内容で向こうが求人枠を広げる可能性が大きいです。私の場合は、面談当初10ほどしか用意されていませんでしたが、最終的には担当者が一度、離席して求人票を用意してもらいました。
紹介される業界に偏りがある印象です。業界は、<ソフトウェア業界、食品業界、通信業界、メーカー業界>に強みを置いているような気がします。他のエージェントで紹介してもらった業界がごそっと抜けていることがありました。具体的には、金融業界、証券業界、生保業界など。

まとめ

国内大手の転職サイトだけあり、システムや求人数が充実していると感じました。一方で、IT業界のリーディングカンパニーであるリクルートホールディングスの影響を受けているのか紹介された業界に偏りがあるようにも見受けられました。
担当エージェントは、40代男性で仕事ができるサラリーマンという印象で一つ一つにやり取りに信頼することができました。人材に特化した会社ですので、恐らく他のエージェントも短時間で信頼を置くことが出来る方々なのだろうと思いました。ただし、こちらの市場価値を見定める第一関門として、稀に厳しい質問や求人を小出しにする様子に、利用者も相当の事前準備(志望業界や転職理由、職務経歴書の事前提出など)をしてからいかないと、品質の低い求人ばかり紹介される可能性もあるかと思います。

いかがだったでしょうか。
かなり詳しく書いてくれたので、いい参考になると思います。
もし、別業種に転職を考えている人は以前の記事ですが『2016年に転職する際におすすめの職種は?業界別に紹介!』も参考にしてみてください。

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