宅建を取得した独学の具体的な勉強方法やポイントまとめ
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最終更新日:2016/04/14
資格
宅建に「受かる」事だけを目標にするのが大事!
宅建を受けるからには受からなければ意味がありません。
しかし、勉強をするにつれて知識をインプットすることに楽しさを感じてしまう人もいます。
そのような事になると一つ一つの事が気になりスムーズに覚えられない事も出てきます。
民法○条のこの言い回しは・・・・なんて考えていたのではいつまでたっても受からないでしょう!
「受かる勉強法」を実行しなければいけませんよ!
独学で宅建取得する為の具体的な勉強方法とポイント
1.70%の正解率で合格する事を知る
2.時間対効果が得られる項目で点を取る
3.10分でも毎日勉強する
4.1問2分(50問100分)で解く事を覚える
5.税法は捨てる
70%の正解率で合格する事を知る
まず「宅建は100点を取る試験ではない」という事を理解しましょう!
理解と言うとすべてを知らなければいけないと思う人もいますが、そうではありません。
つまり35点を目安にして約7割の正解率を取らなければならない項目で取る事を目指すという事!
以下に僕が合格した時の点の取り方を紹介しておきますので参考にしてみてください。
【僕が合格した時の点数の取り方】
権利関係:14問中/10問正解
法令上の制限:8問中/5問正解
税法その他:8問中/2問正解
宅建業法:20問中/19問正解合計36点(50問中/36問正解)
時間対効果が得られる項目で点を取る
上記を見てもらうと分かるように、権利関係と宅建業法だけで34問も出題される。
単純にこの2つの分野を満点に取得してしまえばあとは楽になるのではないだろうか?と僕は考えました!
まず、宅建業法は覚えてしまえば点が取れる分野ですので、ここを満点取る勢いで勉強しましょう。
また厄介なのが権利関係ですが、ここで点が取れないと高い確率で落ちますので、ここにも時間を割きながら勉強するしかありません。
僕は、民法とかを勉強する前に法律マンガなどを読んでイメトレしたりもしていほど「民法面白いな~」と感じていたタイプですね(笑)
ちなみに、よく読んでいたのは『カバチタレ』と『ナニワ金融道』です。まんまって感じですけども(笑)
時間対効果で見ると、税法は完全に捨て問です!笑
あとで詳しく説明しますが、出題数の割には範囲が広くとっつきにくい分野ではないでしょうかね。
10分でも毎日勉強する
宅建業法を完璧に学習してマスターしたと思って権利関係にシフトするというやり方をしている人がたまにいますが、最初はその勉強方法でも構いません。
しかし、マスターしてからまったくやらないという事は確実に忘れていきますので、毎日問題に触れて知識が上積みされていく勉強法がおすすめ!
また、土日にまとめて勉強するというのは止めましょう!
週末になればなったで先週覚えた事を忘れている確率が高いですからね(笑)人間は忘れる生き物ですのでご注意を!
少ない問題でも毎日解いたりする事を心がけましょう。
1問2分(50問100分)で解く事を覚える
時間制限を設ける事で試験並みの解く力が備わります。
1問に2分という短さですから、「問題を読む→4択の回答を読む→正解を記入」がスムーズに行かなければ2分は無理かもしれません。
ただ、僕でも出来ましたので誰でもできるでしょう。同じ問題を繰り返し解いて解説もしっかり読む事がカギですよ。
たしか10年分の過去問を20回は解いたかもしれませんね。
ポイントは4つの選択肢の一つ一つに「なぜ○なのか×なのか」を言えるくらい繰り返し解きまくる!ということ。
そこまでやって始めて違うテキストにしようかなと思ってもいいレベルです。(10年分の過去問は傾向を掴むためにも最適)
テキスト(過去問)を選ぶときは解説がしっかりしているものを選ぶと後悔しないでしょう!
税法は捨てる
さきほどチョロっと触れましたが、この税法は苦手の方も少なくないはず。
僕は参考書をサラッと読んで、「ここは捨てよう」と思いました。
試験当日に会場で資格学校の先生らしき人達がいっぱい居る事が多いのですが、その方たちから配られるぺらぺらの紙に税法についてが載っています。
それを見る程度でも構わないとさえ思いましたね。笑
マインドも肝心!何のために受けるのか?本当に宅建がほしいのか?
考え方についてですが、なんとなく宅建受けてみようという人たちが会場を見渡すと結構います。
しかし、まぐれで受かる程甘い試験ではありませんので、真剣に「宅建がほしい」と思わないと受からないでしょう。
ましてや勉強自体、続かないかもしれません。
僕は「絶対合格してやる!」「独学でも受かるぞ!」という意気込みで約半年間だけ勉強して見事受かりました!(合格点ぎりぎりでしたが…笑)
モチベーション維持も結構大変な事ですので、やる気がでない時だけではなく、毎日寝る前は「受かった時の自分を想像して寝る」ようにするといいですよ!
僕も実際にはそうしていましたし、最悪の場合、先ほど紹介したマンガを読んでリラックスしてからまた勉強するという日もありました。
結局は、≪どれだけ宅建に受かりたいのか≫という強い気持ちが、勉強という行動に移させると思いますので、その気持ちだけでもブレずにしましょう。
勉強を開始した時期と学習した場所は?
僕は出来るだけ静かな場所でしか勉強が出来ない性格だったため、自宅にこもって集中的に勉強していました。
しかし、試験会場は一人部屋ではありませんので、他人がいる環境になれる為にも自宅ではなく図書館などで勉強する日も必要だと感じ毎日図書館へ通う日々を続けていました。
約半年間の独学勉強方法で宅建に合格したのですが、先日『「就職・転職に有利な資格は宅建!」を信じて宅建を独学で取得したその後…』という記事でも紹介したように、参考書一冊とテキストは過去問(10年分)を一冊だけです。
あとは、図書館から借りた宅建六法もアンダーラインを引いたりして使ってたくらいですね。
試験の時期が近づいてくると模試が複数の予備校(中でも「LEC」と「TAC」の模試は受けて損なし)で実施されます。これを必ず受けるようにしましょう。
本試験と同じような環境で受けられますが、決して点数を意識してはいけません。
僕は模試で一回も35点以上を出した事がないまま、合格しました。たぶん、模試の問題を自宅で何度も解いたりして解説も読みまくった事が良い結果になったと今では思ってます。
試験当日はどのようにして解いたのかさえ覚えていないほど、必死でしたし試験が終わった直後は「落ちたな~」と思ったほどです。
本気でやると言う事はこういう事なのかもしれませんね。
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